人の体には欠かせない必須ミネラルの亜鉛とは
亜鉛は現代の食生活で不足しがちな栄養素、ホルモンの合成、分泌に深く関わりのある物質です。
また、人の体には欠かせない必須ミネラルの1つと言われています。
亜鉛は、2,000種類以上ある酵素のうち、約300種類の組成に欠かせない重要な ミネラルです。DNAやタンパク質の組成に関わる大切な栄養素で知られ、細胞 分裂や新陳代謝などの働きをサポートすると言われています。
亜鉛の主な働きとは
亜鉛はタンパク質の合成に関わる酵素の補酵素として働くことが知られています。中でも、亜鉛は筋トレに重要なホルモンの合成を促進させる働きがあります。そのホルモンが、インスリン様成長因子IGF-1です。
IGF-1は運動や筋トレなどを行うことでも筋肉から分泌され、それにより筋肥大が起こります。亜鉛を摂取することでこのIGF-1の分泌が促進され、筋トレに効果的に働くと言われています。
亜鉛は抗酸化作用を示すタンパク質の補酵素としても働きます。そのため、亜鉛を摂取することで活性酸素によるダメージを軽減することもできるのです。
その他にも亜鉛は味覚の調節にも関わっています。
亜鉛が不足すると味覚がおかしくなってしまう場合があるといわれます。
亜鉛が含まれている食材
亜鉛はうなぎや牡蠣、レバーといった食品に多く含まれていますが、うなぎや牡蠣など毎日食するのは一般的ではありません。
米、ごはんにも多少亜鉛が含まれていますが、食品からたくさんの亜鉛を摂取するのは難しいと言われています。
筋トレや食生活が偏っている方などは亜鉛が不足がちになります。
亜鉛を効率よくとりたい場合はサプリメントがおすすめです。
ただし、亜鉛サプリメントを摂取する場合、副作用に注意が必要です。
亜鉛サプリメントの摂取で気を付けたい副作用と注意点
亜鉛サプリメントの摂取で気をつけたいのが過剰摂取です。
亜鉛は1日10mg摂取することが推奨されていますが、40mg以上摂取すると過剰摂取となってしまいます。
推奨摂取量と摂取量の上限との幅が狭いです。気をつかなくてはなりません。
海外の亜鉛サプリは添加物も少なく価格も安いのでオススメですが、亜鉛の容量が多いものを購入したい場合は錠剤カッターなどで小さくして摂取しましょう。
また、亜鉛を過剰に摂取すると吐き気を催したり腎臓に負荷がかかると言われています。
飲むタイミングは食前、空腹を避けて食後に適量を摂取しましょう。
40㎎以下の服用で胃もたれや吐き気などを感じた場合は、亜鉛サプリメントを錠剤カッターで小さくして摂取しましょう。
添加物による弊害
加工食品などの添加物には、亜鉛の吸収を妨げる物質が含まれていると言われています。
例えば、フィチン酸と ポリリン酸です。
そのフィチン酸は穀物や豆類にも含まれていると言われています。
亜鉛の効果を実感したい方はサプリメントからの摂取をオススメします。
サプリメント等から亜鉛を摂取する際は摂取量に気をつけて摂取しましょう。
成分参考元サイト